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ヴェリーサ日乗

ハーン 小泉八雲

近所の書店にラフカディオ・ハーンの文庫本が何冊も平置きされていました。新書にもハーン関係が二種あり。どうしてかと思ったら、TV番組があるらしい。TVは見ないからわからないが。昔セツの役を 壇ふみ の演じたいいドラマがあった。八雲役は?、女優はおぼえているのに。

そこで小泉八雲展に行ったことを思い出して、図録を発掘しました。レシートが挟まっていた。2010年10月7日、15年前の昨日。平日にどうして行けたのか、手帳も発掘すると。眼の手術後の定期検診。飯田橋からこの会場までそこそこ遠い。眼もだいぶ回復していたようです。手術後2週間以上眼球がつぶれて?いたことも思い出した。ハーンは16歳のときロープの結び目を左眼にあたてて、失明しています。

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小泉は妻セツの姓、八雲は住んでいた出雲の「八雲たつ…」より。ハーンは立って執筆していた。その机 レプリカ? が展示されていて、思いの外高さは低く、背は西洋人にしては低かった?
ハーンは一時文庫本でよく読みました。その書影もつまらないので、こちらを。

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昭和12年発行。おさめるところは。

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これらを収録している文庫が平積みされてはいないでしょう。「チタ」は再刊されてもいい。訳者は、生前のハーンが海外から取り寄せた自著チタを贈られて読んだ由。平井呈一さんではありません。訳者後書きに「支那怪談」にローマ字で出てくる名前を漢字にすることが難しく、一部はローマ字ままにしたとありました。読むと支那の舞台にTong-Yong と出てきて。これは「織姫の伝説」より、七夕の話しではありません。

by ranastacia | 2025-10-08 09:40 | 蔵書
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2022年11月にプロフィール後段を閉じて、忘備ともろもろの独り言に。