昨日は何の日

たまに藤原編集室の今日は何の日を見ると発見がある。hulu の海外ドラマで見て感心して、翻訳本も借りて読みました。

「夜の来訪者」、日本でも公演された。原題も違っていたような。去年のことなので記憶がおぼろ。これを読んで思い出したのはデュレンマットの「危険な遊戯」です。コリン・ウィルソンがこれと「約束」を「現在までのデュレンマットの作品で最も明晰かつ迫力のある二作」と書いていました。夢見る力、付録三　デュレンマット。

(追記 ) 光文社古典新訳文庫のデュレンマット傑作選では「故障」の題名でした。解説によると、短編小説、ラジオドラマ、テレビドラマに喜劇の四つのバージョンがある由。夜の来訪者同様、劇に向いています。