大時計 ( ケネス・フィアリング )

先の「今日は何の日　補足」の上段にケネス・フィアリングの生まれた日とありました。代表作の大時計は翻訳されています。長谷川修訳、昭和63年1月31日発行、ハヤカワ・ミステリ文庫。原作は1946年、1954年にハヤカワポケットミステリで発行されたものの文庫化です。

ケビン・コスナーが若い。カバーにある通り「追いつめられて」の題名で映画化されたので文庫になった。元のポケットミステリは長く絶版になっていたとのこと　あとがき　で、ありがたい。この映画はそのずっと後にテレビで見ました。原作ままでないが面白かった。実は映画化はもっと前にもされていて　1948年　、これもテレビで見ました。というか、どちらもビデオに録画して見た。

当時はまめだった、ビデオ番号 9 。水野春郎さんの「懐かしの洋画劇場」。1988年の放送で、こちらは、「追いつめられて」が公開されたから、以前の映画化作品を放送すると水野さんが話していました。今から36年前、VHSテープの耐久性はすばらしい。