P.ハイスミスのRipleyもの
ここ数年、年をとったせいかある作家の作品をまとめて読むことが多い。呉智英さんや岸田秀さん、名前は昔から知っていて単行本は読んでいなかった人。パトリシア・ハイスミスもそうでした。古い手帳に「ふくろうの叫び」とあって、読もうとしたのか記憶なし。
数年前にまとめて読んだハイスミス作品。図書館で借りたものもあったがRipley ものは全作買っていました。太陽がいっぱいに続いて贋作 Ripley Under Ground も再読。これも傑作です。普通ならバーナードの自殺体をダーワットのそれに見せかけるのは無理だが、話しがそこで終わり。贋作の続篇 死者と踊るリプリー Ripley Under Water の終わり プリッチャードの家の池にマーチソンの白骨を投げ込む がいい。小林信彦さんでありませんが、ハイスミスは本当に変 ほめことば です。
by ranastacia
| 2024-07-22 10:10
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