鳩時計

次は玄関の吹き抜けに掛けてある鳩時計。ゼンマイ代わりの錘は文字盤中心から2.3メートル下まで下がるので、普通の部屋には掛けられません。ぽっぽは手塚時計の商標。当時　昭和30年の前頃 ? 日本には天井の高い家や吹き抜けや別荘など少なかったから、輸出が主だったと思います。

天辺は確かに鳩の形。

顔を出す鳥は鳩に見えない。同じ敗戦国のドイツが、ここでいう鳩時計を作ってアメリカ等に輸出して外貨を稼いでいた。その時計はクックー時計、顔を出すのはカッコウ。日本ではカッコウは縁起が悪い　閑古鳥、はやらない ? から鳩に変えたと書いてあることがあるが、これはおそらく違います。初期はムーブメントから仕組みまでドイツ製ママ、丸まねしたらまづいと鳩に変えたのが真相でないか。二眼レフカメラでローライを丸まねしたヤシカはアメリカで訴えられたが。