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ヴェリーサ日乗

Towards Zero

最近読んだ本を、といっても新しいものではありません。ゼロ時間へ、アガサ・クリスティー、三川基好訳、2014年2月15日六刷、ハヤカワ文庫。裏表紙の惹句は「ミステリの常識を覆したと評価の高い画期的な野心作を新訳で贈る。」これで読んだわけではありません、解説を権田萬治さんが書かれていたから。

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表紙も新しい。解説の頭は「作者自身が自作ベストテンにも挙げている傑作である。」これでは読みたくなる。以前クリスティー小百科から紹介しました。これで自選の十作の三冊読んだことになる。これまで読んだのは、これらに加えて、ハヤカワポケットミステリの二冊、創元推理文庫の二冊。クリスティーは当たり外れがない。このゼロ時間へ、殺人の起こるゼロ時間は本の中程。どんどん読ませます、結末はどうか。発行が1944年、ヨーロッパ戦線はどのあたりだったか。少し古めの感じがしました、第一次大戦中でも不思議はない。

by ranastacia | 2023-12-28 10:07 | 蔵書
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2022年11月にプロフィール後段を閉じて、忘備ともろもろの独り言に。

by ranastacia
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