パーカー万年筆

私が初めて使った万年筆はパイロットのキャップレス。ふた ? はなく、ボールペンのようにノックしてペン先を出す。シャッター ? 部分からインクが滲みて、ワイシャツにつきましたが、中学時代に長く使いました。次は、入学祝いにどなたかから贈られたものと思う。パーカー45、ちょうどその頃の発売かも。フラットペンで書き心地が良かった。ずっと使っていたところ、教室に筆箱を忘れて、気がついて戻ってみたら、筆箱はあったが万年筆だけなくなっていた。筆箱ごとなくなっていたら、今まで覚えていないだろう。そんな高級品でなかったと思うが。軸のおしりの部品がもげて接着剤でとめてあったし。

数年前そんなことを思い出して、入手したものが左。今でもインクカートリッジは売っています。私が50年前にもらったものは吸入式でした、どちらでも使えます。書き心地は昔ながらでしたが、手帳に書くには線が太い、中字。で、パーカーで細字はと、先日入手したパーカー75が右。微妙にクリップの矢羽のデザインが違う。もげた尻の部品はなくなってプレスまま。45より後の発売と思います、廉価版 ? ペン先裏にX F とあり、細字です。書き味は、しばらく使ってみてから。面白いのは、ペン先が回ります。指の部分が二ヵ所へこんだ形状になっていて、持ち加減でペン先を回して書きやすい位置をみつけるのかしら。パーカー万年筆はペン先が交換できる、つまり外せるのだから、回せるようにするのは簡単か。軸に目盛りが彫ってあります、位置の覚え用。