Home PNA

この機械をまた使うとは思わなかった。その昔の家庭内LANの機器。処分品のポップにひかれて入手したオール・イン・ワンPC。これと入れ替える予定のMSiには無線LANが付いていたのに、まさかの無し。BTOで付ける会社用のPCでした。USB の無線を買うのもなんなんで、有休のこれを久しぶりに稼働。

Home PNA とは、簡単にいうと電話線とイーサネット線のコンバーター。スイッチングハブからのイーサネット線をこの機器に差して、電話線をモジュラープラグに。別の部屋のモジュラーからもう一台に繋いで、イーサネットをPCに差すだけ。何の設定も要りません。

1Mbpsから始まって、最後は100Mbpsになったが国内では販売されなかった ? 実はアンテナ線を使うLANに入れ替わったのだったと思う。ところが、共同アンテナか有線テレビの上流に影響が出るといわれて、販売中止。電話線やテレビのアンテナは各部屋にあるから、いいアイデアだったと思います。コンセントを使うLANは今でも健在らしい。ノイズの発生する工場などは無線LANが使えず、イーサネット線を引くことなくコンセントでつなげられる。

この機器は10Mbps、私の使用には十分です、安定してこの速度。しかし、これはNTT も真剣に商売しなかったと思います。PCI に差すボードもあって、デスクトップ二台に差して、インターネットにつながった側をサーバーにすると、もう一台からインターネットにつなげた。十五年以上前の話です。