1973年のピンボール (村上春樹)
私は村上春樹のいい読者ではなく、この本も家人が買ったものと思います。題をずっとビンボールと思っていて、春樹も野球もの書いたのかと読んでいませんでした。 1973年のピンボール (村上春樹)、1989年m1月30日第19刷発行、講談社文庫。初出は群像1980年3月号、講談社文庫に入ってあたりまえ。
その後何度か読みましたが、僕と鼠は同一人物と思い込んでいた。「1970年、ちょうど僕と鼠がジェイズ・バーでビールを飲み続けていたころ、」とあるのに、何なんだか。続きは「僕は決して熱心なピンボール・プレイヤーではなかった。」ここに「3フリッパー『スペースシップ』と呼ばれるモデル」があった。ずっと後半に、これはギルバート社の製品で日本に三台しか輸入されなかったことがわかります。 Jeffさんのホームページでピンボールマシンのデータベースがあることを知りました。スペースシップで検索すると、1970年に存在したものは3フリッパーでない、メーカーも異なる (ギルバート社は創作 ) 。小説ですから、まんま書いてなくてかまいません。データベースで調べるのが面白かった。アメリカ人も古い物を大事にしている。自分用にデータベースのURL 貼っておきます https://www.ipdb.org/search.cgi
by ranastacia
| 2023-10-30 18:01
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