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ヴェリーサ日乗

小説探検(小林信彦)

何で今時「墨東奇譚」 *墨はさんずい、奇はいとへん を読んだかというと、「昭和精神史」桶谷秀昭の第十二章『墨東奇譚』と『雪国』を読んだため。名著です、何度も読み返しています。蔵書日記で紹介したので、別の本として、「小説探検」小林信彦、1993年10月25日初版第1刷発行、本の雑誌社。

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面白いデザインの表紙になっていました。帯は「小説の楽しみ方教えます」とまんま。ちなみに、47章は「墨東奇譚」の独創、小林さんのお持ちの本は、先に紹介した角川文庫でした。「作者贅言」のことが書かれています。また、48章はとんでもない「雪国」、「最初の単行本から十一年後に<完結編>が出ている」と桶谷さんがその冒頭に書かれたことが載っていました。日本文学好きには常識なのやら。


by ranastacia | 2023-09-28 16:37 | 蔵書
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2022年11月にプロフィール後段を閉じて、忘備ともろもろの独り言に。

by ranastacia
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