響きと怒り(ウイリアム.フォークナー)
むかしは、今もか、翻訳小説を読むのが好きです。その昔、SFは翻訳ものしかないかった。ミステリーは昔は読まなかった。それも、少し苦労して読むようなもの。といってもドストエフスキーとかでありません。例えば、最近読みなおしたこの、響きと怒り、ウイリアム.フォークナー、高橋正雄訳、昭和47年9月15日第1刷発行、講談社文庫。この頃はもう亀倉雄策デザインのカバーはなか表紙になっていた。
初めに載っている「つけたし」の便概がなかったら三章に入るまで五里霧中で読むことになったかも。その苦労も小説を読む楽しみのひとつ。五十年位まえに読んだもののですが、少し内容は覚えていた。原作は1929年 昭和4年の発行。アメリカという歴史のない国は時にとんでもない作家があらわれます。これは「ヨクナパトーファ.サーガ」の中でも傑作です。
by ranastacia
| 2023-03-18 15:13
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