カセットテープ 4

こんなものもありました、河出サウンド文庫。左は河出サウンド文庫5、右は無番号。

不思議の国のアリス<マッドパーティー篇>、原作=ルイス・キャロル、構成=桑原茂夫、1989年7月10日初版発行。

ミリアム　夜の樹、原作:トルーマン・カポーティ、語り:山本圭、1993年3月25日初版発行。

どちらも英文テキストの冊子が付属しています。冊子が書籍で、カセットテープは付録の扱いか。英語の副読本、ヒアリング教材としてはカセットも1990年前後まで使われていたのでしょう。なお再生時間はA/B面各20分。

しかしアリスのマッドパーティのやりとりは原語で読んでもパッとわかるものではありません。ジョン・カビラ　川平慈温さんのナレーションで補っていますが。そのうえそれぞれの役のしゃべりが早い。イギリスのネイティブ・スピーカーをキャスティングされたそうです。

川平慈温さんは慈英さんのお兄さんでした、声がジェイと違うのでわかりました。しかし山本圭さんの声はいい、ナレーションに最適。ちなみに夜の樹の主人公の名前はケイでした。