ことばの波止場 おまけ
ことばの波止場のいろはと五十音の項に、今の子どもは「いろは」は知っているが、何に使うかはわからない、とありました。明治時代にはいろは順の辞書が一般的だったらしいが。本題はそれでなく、いろはうた。四十七文字に ん を加えて四十八文字を使った新しい歌をつのった(萬朝報)の一等はひかれています。では二等以下にどんな作があったか。十九等は以下。小松英雄 いろはうた より孫引き。
そたひもあちる ゐろりへに しつのよさむを なけくのみ めこおとうゑて かほやせぬ あはれきいねん わらふすま 仮名漢字への変換は疲れるのでよしますが、何となくわかりそう。この募集に一万以上の応募があった由。明治三十六年(1903年)の日本人には いろはうた を作るのは楽勝だった? 猫舌先生 柳瀬尚紀さんも作られています。言の葉三昧 より。 うますきせんたい やさかのひるを えみてつねにむゐ われけらくおほえ こちめしふりあゆ はもとよなそろへぬ 原文は漢字かな文です。最終段は漢字にしないとわからないか。渋谷の割烹?宛て毎年年賀状に書いたいろは歌の八作目とのこと。とよなは鱧を分解したもの。
by ranastacia
| 2022-12-17 20:02
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